ソーチェーン(カッター)の種類
ソーチェーンとは、チェーンソーに使用する「刃」の事ですが、チェーンソーの用途によりソーチェーンはいろいろな種類があります。
今回は、間伐など木を倒す時に使用するソーチェーンについてお話します。
ソーチェーンの種類
ソーチェーン(カッターがチェーン状に連なったもの。)は、チェーンソーのエンジン排気量や用途により長さが異なりますが、カッターの上刃(上から見た平らな部分)と横刃(横から見た三日月のような部分)の形により、チゼルタイプとセミチゼルタイプの2種類が多く販売 されています。
下の写真は、見た目にはその違いが良く分かりませんが、左下は角が角張ったチゼルタイプ、右下は角が丸まったセミチゼルタイプです。
カッターの種類
チゼルタイプは、上刃と横刃が角形になっており、最も切れ味の良いカッターですが、普通に目立て(ヤスリを水平に掛ける)をすれば、カッター最先端が鋭く出て、フック状態となりますので、やや難しい目立てが必要となります。
セミチゼルタイプは、チゼルタイプの上刃と横刃の面取りをしたような形状をしており、切れ味はチゼルタイプ程ではありません。しかし通常の目立てで刃はしっかり付きますのでお勧めです。このほかにも超硬やカーバイトチップを付けて耐久性を増したものや、カービングに適したものもあります。