小川を渡る橋を架け替える
7~8年前に架けた橋は、やや細い材を使用したためフワフワして渡りづらい事と、少し傷んできたので新たにヒノキ材で橋を架け替える事にしました。
ヒノキ材を使用するのは水に強く、腐りにくい性格を持っているからです。
川を渡るためには、長さ4.5m、木口直径20cmのヒノキ材が4本必要です。材料は間伐で山中に切り捨てられるヒノキを使用する事にしました。
ヒノキ材の調達
間伐するヒノキはたくさんあるのですが、欲しい太さのものはなかなかありません。
橋から直線距離で50m程の範囲でようやく4本確保できたの ですが、道のない山中をロープを掛けて6人の倶楽部員で引きずり出すには苦労しました。
歩道面と据え付け面の加工
丸太のままでは表面が滑ったり横に転んだりしますので、歩道面はチェーンソーで平らにならします。丸太をフリーハンドで真っ直ぐに加工するには少し技術が必要です。
まして、チェーンソーは縦引きをするには不得手な道具です。
凸凹してしまった面は、チェーンソーを横に素早くスライドさせながら整えてゆきます。
据え付け面もチェーンソーで加工します。
橋の設置
山への登り口は狭いために設置場所は限られるので、既存の橋の横に設置する事にしました。
土台と横ずれ防止のための杭は、やはり水に強い栗材を使用します。
材の切り出しから設置まで丸1日掛かりましたが、無事設置は完了し、これで後10年以上は持つでしょう。